詩人:快感じゃがー
someday
大きくなれば、
景色は独りでに
拓くと思ってた
空は、どんな時も
青かった気がする
上手いこと
君は、先に行ったけど。
sunday
何にもない
白紙のカレンダーに
嫌気が差してきた
爪を噛んで
濁してる
春も夏も冬も
どうして私は
一人ぼっちなんだろ
知らない日は、良かったな
騒めいてまだ蠢く
いつかの出会いと別れ
ああやって、
恋人たちは愛し合うんだな
泣いちゃダメだよ
誰かに言われて
本当のこと
何処かに、いっちゃったんだよ
もう
いつのことかも
思い出せないけど。
oneday
知らない日は、好かったんだ
孤独の意味さえ
ここには無かった
二人きりで見た日の出
誓って、
眩しさに
心奪われそうだった
あの日
人生、なんて
自分の為だけでいいのに
きっと、そうだね
ゆらゆら
あなたは笑うから
誰かの為に
選んでしまうんだ
誰かの為に
死んでしまうんだ。
君の淡白なメール
柄にもなく
傷ついてるよ
上ばかり向いて
つまずく夜
星を探すんだよ
何でもいい
光を見つけたいんだよ
標識も、
嘘に塗れたこの世界
守るべき物が
見当たらないのを
寂しいと思える
それは、
素敵だと
誰かは言うかな?
someday
「自分で、手に入れたいんだよ」