詩人:どるとる
暴かれた 嘘が やがていつの日か大切な誰かを深く傷つけるとしても僕は嘘をつくことをやめないだろう嘘をつくことで身を守っているから弱い僕たちは 嘘でもつかなきゃ笑うことさえできないの誰かのことを愛しても 誰かに愛されてもまだまだごまかしたいまだまだ隠していたい後ろめたいすべてを嘘で覆ってしまえば重ねた恥をさらけ出さずにすむから傷跡は 見えない。