詩人:どるとる
数えきれないほど交わした口づけも
やがて 思い出になってしまうならば
今夜、僕は君を 永遠に忘れるよ
もう出会えない つかの間のハピネス
それは夢 泡になって消えたマーメイド
祝福の時 飾るようにあなたの首筋に
突き立てる牙は あなたをいつも求める
甘いとろけるような天使のキッス
忘れられた場所に咲いた花の名を
覚えているのは あなたの勝手です
いつか抱いたぬくもりを愛と見間違う
こんなふうに誰かを好きになるなんて
思いもせずに僕の小さな胸はふるえた
幕をおろそう 一人芝居は終わりにして
君だけの為に僕は宝石の言葉を紡ごう
一度交わせばもう虜 魔法のキッス
許されるなら もう一度 あの日に帰りたい
もう出会えない つかの間のハピネス
それは夢 泡になって消えたマーメイド
祝福の時 飾るようにあなたの首筋に
突き立てる牙は あなたをいつも求める
甘いとろけるような天使のキッス。