詩人:どるとる
言葉は いらないよ
何の役にも立たない
寂しさに 包まれたら
言葉は 出てこない
悲しみは 雨になって
明日を 何処までも
遠ざけてく
真っ暗闇の 向こう近づく朝を 待って
睨みつけてる空は
一筋縄じゃいかない今を抱き抱えてる
だから、余計な心配はいらないよ
冷たくあしらっておくれ
寂しさに耐えきれぬ夜は
涙の海に溺れてしまう
幸せは あるようで見えない夢のような
スクリーンに映し出された世界
誰かの幸せを笑うような浅ましさよ
くたばってしまえお前に用はない
頼りにするならば頭より心にしたがえ
遠回りでも回り道でもいいから
真っ暗闇の 向こう近づく朝を 待って
睨みつけてる空は
一筋縄じゃいかない今を抱き抱えてる。