詩人:どるとる
この世界中にただひとつだけの愛を誓おう
見目麗しゅう君に花束を
僕だけの世界はどこにもなくて
見渡す限りすべて誰のものでもない
伸ばした手がつかんだその場しのぎの嘘
僕らを惑わす正しさの口をふさげ
色とりどりの世界 目も眩むほどの光
レシピどおりの手順 迷うのはどうしてかな
そしてまた振り出しから 下ごしらえだ
この世界は いわば最高級のディナー
味わい尽くせ 神様がこしらえたご馳走
食材は用意されてる あとは調理の問題だ
君の手にかかってる 煮るもよし焼くもよし
レシピからはみ出して 常識をぶっ壊せ。