詩人:どるとる
よくできたドラマの結末を期待してたわけじゃないけど
君の悲しみを少しでも 和らげさせてあげられたなら
そんなことを思いながら 君と手をつなぐ
いつかなくしてしまうぬくもりを
永遠のものにするには その場しのぎの気持ちじゃ追い付かない
だから いつでもあなたを思うこの気持ちだけは どこへ行くのにも 手放さないようにと
なんとなく空を 見上げながら イメージしているんだよ
幸せな時間でも いつか君を置いて死ぬんじゃないかと
泡のように消える時間にも永遠があるなら
あなたが笑えば ただそれだけで 世界から悲しみが
ひとつ残らずなくなってしまったような気持ちになれる
そんな気持ちをいつまでも宝物にしていこう 情けなくてすぐに泣いてしまう僕の愛した人は君だけ
思い出がひとつふたつ だんだんと増えてく
空っぽだった心が満たされてゆくのがわかる
いつかなくしてしまうぬくもりを
永遠のものにするには その場しのぎの気持ちじゃ追い付かない
だから いつでもあなたを思うこの気持ちだけは どこへ行くのにも 手放さないようにと。