詩人:甘味亭 真朱麻呂
アナタさえいれば
ほかには何もいらないよなんて
一生に一度は言ってみたいセリフだ
でもそんなセリフを僕が言ったら
きっとアナタは嬉しがるどころか気持ち悪がるだろうな
そう現実はうまくはいかない
漫画や小説じゃあるまいしロマンチックなんて夢のまた夢
タリラン タリラン
でもジョーダンやオトボケなんかじゃないんだよ
タリラン タリラン
本気でそう想うときがあるんだよ
お願いだから真面目に聞いておくれ…
瞳を濡らして
夕焼けの向こう
口笛を吹きながら
一瞬の沈黙の後
君の瞳にも大粒の涙
理解者になれとは言わない
でも愛し合った僕らがいたことを忘れないで…。