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詩人:甘味亭 真朱麻呂
空っぽの心に優しさを注いでおくれ
青く染まった両手を君の体温で温めておくれ
いつもいつも心配かけてゴメンね
僕はメソメソしながら君の元へ今日も帰るだろう
何はなくとも
君だけは…君だけは
僕の側に付いていておくれ
君じゃなくちゃ…君じゃなくちゃ
ダメらしいんだ
もうつまらない欲望は押し込めるよ
もう君を困らせたりは多分しないよ 絶対しないよ…
疲れて帰った僕の心を癒しておくれ
都会の汚れた水を飲んだ僕を潤しておくれ
君を傷つけてしまう
君を悲しませてしまう
僕を…この僕を…
目覚めさせておくれ。