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詩人:どるとる
どんなに真実が残酷でも
どんなに現実が無惨でも
君や僕は真実から目を逸らしちゃだめさ
目の前に見えている現実から逃げちゃだめだよ
どんなに真実が最悪でも
どんなに現実が最低でも
真実から目を逸らしても免れられやしない
つねに目の前に見えている現実はあなたを見つめてるんだ
安楽椅子より真実を語る
めんどくさがるこの足は椅子から立ち上がることもせず
ただ足を組んで
真実を語るよ
自分では何ひとつ実行しないけれど
正しいことを語るだけならいくらでも吐き出せる
ああ 反吐が出るね
真実は現実より奇なり
現実は小説より奇なり
そうやって何もかもを不思議なものと決めつけて
すべての真実を曖昧にしてしまう僕とその心に愛を込めてしまうのはなぜ?
今もわからない
ハテナのままの気持ちさ。