詩人:甘味亭 真朱麻呂
なんにも飾り気のない無色の君だから
そんなにお化粧でごまかさなくても
君はそのままが一番キレイさ
繕いや偽りで飾られた美しさなんて
美しいとはキレイだとは思わないよ
周りからの視線がどうだとか見た目だとか気にしているようだけど
そのままの君を僕は好きになったのさ
勘違いしないでおくれ
僕は見てるのはノーメイクノースタイルの君だよ
ファッションや流行なんてくだらないさ
そんなものに君が染まってしまうのが悲しい
すぐに過ぎてゆくさ
次から次へと変わっていくさ
キリがないんだよ
君はまだ気づいてない
悲しい…
君と裸の心で通じ合える日はいつか
やってくるのかな
歳を追うにしたがって着飾ろうとするのは何故なんだい?
化粧が厚くなるのは何故なんだい?
そのままの君が好きだっていうのに
願いもむなしく現実は君を日に日に変えていくだけ
宝石やブランドに目が眩んだ君がそこでよだれを垂らして笑うだけ...。