詩人:どるとる
あなたと歩いた この道には
思い出が いつも 待っているよ
それは景色に 絵を描いたような
消せやしない痛み あの日の涙 そして優しげな横顔
さりげない しぐさに隠した寂しさも つい昨日のことのように真新しいのは
黄色い銀杏の葉っぱが ひらり 僕の肩先をかすめていったよ
それはまるでいつかの愛のように
あなたと歩いた この道には
思い出が いつも 待っているよ
それは景色に 絵を描いたような
消せやしない痛み あの日の涙 そして優しげな横顔
このまま 忘れてしまうにはあまりにも名残惜しいから
押し花のようにして 胸の片隅に そっとしまっておこう。