詩人:どるとる
宛もなく 探したよ 肝心なとき 大切なとき笑える強さが 欲しくて 加減を知らない僕は焼き目を焦がしてばかりいた積み重なる 過ちをひとつ ふたつ 数えながらため息こぼしては涙に濡れた大袈裟なことは望まない だけどほっぺが落ちるような美味しそうな明日をつくってあげたいんだ僕に幸せになれるレシピを教えてください神様生まれる前に交わされた破れない約束はこの世界を 少し斜めに 見つめる 僕にこそふさわしい。