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詩人:どるとる
弾け出した 気持ちだけが枠線から
はみ出して 一人旅をしている
夜明けの街並みはキラキラと輝いて
海の向こうからやって来る太陽を今か今かと待ち焦がれている
見違えるようにあざやかに
生まれ変わっていくよ心は
あがいただけもがいただけで
自分をまたひとつ乗り越えてく
なんとなくでもいいんだ
それなりに様になってれば
明日があるだけ マシかなって笑ったら
また 夢の中で朝を待つんだ
色褪せたそばから色づいていく気持ち
老いることを知らない心
笑ったそばから泣き出しそうな空も
生まれ変わっていくよ
誰かがひたすら待ち望んだような世界までもうすぐ
だから 生まれ変わっていこう たった今から。