詩人:快感じゃがー
何度も 泣いたり 拒んだり
睨んだり 蹴ったり 怒ったり
痛んだり 病んだり
笑ったり
結局は 好きだった
如何仕様もなく。
"見えない誰かを愛せている"
風は 直止んで
背中を強く 押して
また 少し嬉しくなる
君が待っている
疎ましいことも 沢山あるけど
それさえ 霞んでく朝
言葉途切れてしまう前に
早く早く はやく
逢いたい
常温の中 辿り着いた 愛しさ
初めての気持ち だった
君が 恋と 呼んだ
疎ましいことも 沢山あるけど
それさえ 霞んでく朝
言葉途切れてしまう前に
早く早く はやく
逢いたい
躊躇わない もう
魔法をかけて その指先で
今 愛に変わる前に。
そう
幕は いつだって
開いているから
君が望めば
世界は
微笑むのだから