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[151082] ロッカールームで夢を見る

詩人:どるとる


こんなに広い世界なのに
まるでロッカールームの中にいるような立場とも心とも肩身の狭い日々
僕はただ箱詰めされた羊羹のように少しの隙間もなく生きている
ロッカールームの中はひどく黴臭くなんにも音がないからツマラナい
でもそれを望んだのは僕なんだから文句は言えない
唯一の救いは酸素があることで肺呼吸が円滑にできることだ
ただそれ以外は
孤独な生活
ロッカールームの中の生活
たとえるならば一番
それがぴったりだ

どこかしら幸せなような
どこかしら不幸せなような
そんな生活

ひとり気ままに夢を見る日々。

2009/12/11 (Fri)
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