詩人:楠崎 志杏
生きてる…
みんな苦しみながら
…泣きながら
仲間と共に笑う者
喧嘩したり
突き飛ばしたり
たくさんの心が
生きている
何よりきっと脆くて
誰もが繊細で壊れやすい
そんな『心』を
胸に抱いて歩いてる
…走ったり
立ち止まったり
すれ違いも多いよね
生きるってことは
難しい問題を解くのと
同じことで…
嫌になっても
壊れそうな時も
どうしようもなく
死にたくなった時も
『傷み』があるから
生きてるって感じるの
たったひとつの
人の心をどうか
忘れないで下さい
2006/07/16 (Sun)