詩人:ゆにこ
感傷的な熱風...煽られて感化され
近頃じゃ憂鬱と親密なカンケー
時折、ワケもなく涙が流れるのです
これは何の一部なのか?
一体、何の芝居なのか...?!
モノクロの夢は現実の残骸
粉々に砕けた後の
見るも無残なプライドも
邪魔するだけなら価値など無い
どっか遠くにいっちまえ
かすかに一言...「お大事に。」
忙しない日常に一線を引いた
魂ひとつぶら下げて
これから、何処へ向かえばいい?!
問いかけるばかりで
答えは見当たらないのだけれど
それを考えつづけるのが
生きることだとしたら
なんて、酷な時間なんだろう?!
今夜もまたワケもなく
涙は流れて悪夢を浄化する
人ごみに流されて
情報に毒されて
聞きたくもない雑音が、煩くて
大事な君の声を逃してしまった
あの日の様に