詩人:林家
現実から逃れるには眠るしかなかった
でも眠りは確実には僕を現実から離してくれない
僕はどうしたら良いの?
僕はここにいて良いの?
僕の叫びに答えてくれる人は誰もいなくて
僕は存在すること自体が恥だって誰かの失笑
そうか
だったらどうしたら良い?
恥を背負って生きていて良いですか?
僕は僕をどうすべきか分からない
勇気のない僕は人工的な眠りを用いるしかこの世界からの逃避を謀れない
消えたいよ
消えたいよ
僕は部屋の隅に蹲り、一人ポツリポツリと誰ともなく語りかける
そう言って何も出来ないチキン野郎め
僕の後ろから罵倒
誰か僕を思い切り叩きのめしてよ
僕は何の為にここにいるの?
誰か思い切り僕を打ちのめして
僕が生まれてきたのは間違いじゃないのかな?
お願い…誰か僕を―――