詩人:どるとる
優しい人には 力なんて必要ないよ
固めた拳は 自分を殴るためにある
戒めてみよう 狡くなろうとする自分を
優しさは いつも厳しさの足元に咲いてる
気をつけないと 誤って踏み潰してしまう
優しさと甘さは違うように
厳しさと痛めつけるのとでは雲泥の差がある
人を愛することに 戸惑いを感じたとき
僕は愛されることの本当の意味を知る
痛みをもってでしか 生きていることはわからない
涙はまっすぐほほを伝うだろう 優しさに気づいた心が
人の愛にふれて ふやけるように融けていく。
2015/11/06 (Fri)