詩人:どるとる
ほんの気まぐれでなんとなく真夜中
君と待ち合わせをして星を観にゆく
これといった理由などないけれど
君と見たいって思ってしまったから
今夜はハレー水星がが見えるらしいから
子供の僕には 夢みたいな景色だったよ
今も思い出の空に 夜空に輝く星座みたいに
あの日見た 星が 宝石みたいに輝いてるから
指でつなぐ 名前もわからない星を
君と僕の 透き通ったような自由な感性で
星を つなぐ ほら果てしない昔話も
まるで昨日のように過去と未来を つなげていく
ほら 思い出の形になりました
図鑑を自転車のかごに放り込んで
君に見せてあげたいんだ見たことない光
君の心の中にいつまでも残るようにと
今考えればなんとなく思ってた気がする
流れ星に 何をお願いするか決まった?
君は内緒って口に指をあてがい笑った
プラネタリウムなど 問題にもならないくらいの景色が
僕の小さな丸い瞳に はみ出しそうなくらい星を降らした
星にうっとりしてる君を 横から 覗きこんだ僕の 心には
星よりもずっときれいな
君の笑顔があって ほほを赤く染めた 君が寒そうにしてから 僕の上着をかけてあげた
僕らだけの思い出の空には
今も あの日のままで 星が輝いてて
色褪せることなくあって
宝箱みたいな ちんけな 入れ物には 入りきらないくらいに
ここにあるんだ
今も思い出の空に 夜空に輝く星座みたいに
あの日見た 星が 宝石みたいに輝いてるから
指でつなぐ 名前もわからない星を
君と僕の 透き通ったような自由な感性で
星を つなぐ ほら果てしない昔話も
まるで昨日のように過去と未来を つなげていく
ほら、思い出はいつも
君の笑顔を描いてる
思い出を繋げば君の笑った顔になりました。