詩人:快感じゃがー
好きなとき
好きな言葉を
好きなだけ
並べるだけ
時には 私
時には 僕
絶望を焦がした
少年のように
或いは
地図を失くした
子供のように
恋に 夢見る
乙女のように
そう
それは
フラストレーションとか
ゆうやつで
自己弁護
ともいえる
ただの悪あがきです
けれど
錆び付いた希望の中に
確かな傷と
痛みをくれる
降り止まぬ
雨は
傘を差せばいい
激しい風の中は
鍵を掛ければ いい
しかし
私は 嫌なのです
そこに見える
景色を
掴み取りたいのです
君が笑う
「自己愛」
その果てで
真実を
見透かせたなら...
ねえ
それも また
素敵と思いませんか
回れ右 で
ほら
明日に変わる