詩人:結奈
年をとるには少し寂しいかな。明日が怖いのに前にしか進めない足と後悔ばかり見えてしまう歪んだ瞳これが今のあたし。瞳を閉じれば真っ暗なのになんだって描けるこの手や足を使ってなんだって出来るわかっているのに怖くて仕方ない。左手には点滴右手には紙とペン見上げる空は小さな穴のある天井怖くて仕方ない。涙が出たって仕方ない。これが今のあたし。窓を開けて行きたいよ。大好きなあの場所へ