詩人:どるとる
幽霊みたいなものだ
それは
認めることが大切なんだ
見たとかなんだの理由ではなくて
感じれなくたって否定したらおしまいだ
だから見えない可能性を信じるんだ
さながら幽霊みたいに
自分の実力だなんだを
まるで幽霊見たみたいにすぐに否定しないでせめて自分のことくらいは自分で助け舟出したりカバーしてあげないと自分が自分でかわいそうなだけだから
認めてやりな
助けてあげな
幽霊なんか
幽霊なんか
いないだ
知んないだ
言わないで
まだまだだ
次こそはって
それこそ死ぬまで
信じるんだ
強く願うんだ
手を離すな
自分と自分を繋ぐ
絆を捨てるな
死ぬくらいなら
生まれてないさ
だから
生まれた意味を
見いだす必要があるんだ
例えば見返りのない信じる気持ちがその意味だとしたら素晴らしい
幽霊みたいな影も形もなく目にも見えない輝きでもいいじゃないか
目に見えるものよりずっと尊いぜ
うらめしやって自分の中で化けて出てきている
妄想の中で僕はいつでもヒーローだ
悲しくてもそれでも僕はそんな見えない幽霊を信じたい
目にバッチリ見えるリアルなすべてよりも。