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詩人:現実的SUGILL
手を伸ばせば、届く距離なのに。
きみはわたしに
触れてもくれない
どうしてまだ
ためらうの
いまさらなことよ
いつも願いながら
祈りながら
眠りに落ちて
乾いた涙に
甘い出来事を映したりした
でもきっとたぶん
それ以上のストーリーが
信じられないような
奇跡がまぶたの
外にはあって
そんなゆめも、あって
1本の映画じゃ
とうてい語れない
愛と悲しみのドラマが
溢れているはず
きみが、望んでくれたなら。
見えないけれど
確かにここにある
大きな隙間を
埋められたなら。
しあわせすぎて
卒倒、しそう
ぜんぶ受け取って
ちゃんと
よく見てよ
寝ても覚めても
恋する生き物、、、
目が醒めるような
キスをしたい
振り絞っても
勇気が出ないのなら
強引にでも
わたしが
背中を押したい
ふたりは抱きあって
やっと微笑むよ
そしてわたしはこう言うの
「ずっとこうしてほしかった!」