詩人：めろでぃ

遅めの朝の
おはようメール

深夜の
おやすみメール


「欠かさないで」

そうゆったのは
アタシでした


朝するのは
ほとんどアタシ

夜するのは
ほとんどアナタ


アタシは大体いつも
アナタより先に
眠ってしまう

おやすみメールも
送らずに


アタシが先に
眠ってしまっていても
必ず送ってくれるアナタ

そして夢の中にも
おいかけて
逢いに来てくれるの



ある朝アナタは
アタシよりも先に
おはようメール

ドキドキしたよ

うれしかったんだ


アナタもこんなふうに
おはようメールを
喜んでくれてるのかな？



ある夜アナタは
アタシよりも先に
おやすみメール

ズキズキしたよ

寂しかったんだ

まだまだずっと
メールでもいいから
話していたかったんだ

アナタはアタシが
おやすみメールを
送らずに眠ることを
寂しく思っていたかな？


おやすみメールが
きても寂しいのに

おやすみメールが
こないのは
もっともっと
ずっとずっと
寂しいんだろうな



アナタはいつも
アタシに優しい



明日もまた早起きして
おはようメールを送ろう


明日からは絶対
おやすみメールを送ろう

アナタが眠るまで
起きているから

あとからアタシも
アナタの夢の中へ
追いつくから


昨日も今日も
明日も明後日も
いつまでも

一緒にいるから