詩人:ワタナー
そこにあるのに手が届かないとか
そこにあるように見えるのになかったりとか
無いと困るものが無いし
あっても仕方ないものばかり溜まってく
未来はいつも嘘つきだけど
それを踏まえても僕を待ってる未来はヒドイありさま
ゴミの山に暑く湿った空
こんな小さな部屋に閉じ込められりゃ
誰だってそうなるさ
未来なんていつも理想で
過去ばかりが汚れて行く
たまに現実に直面するとすぐに嘘つきの本音が出てる
そう!
未来は大嘘つきさ
ゴミの山で幸せ面して
ないもの手に入れたって嘘を吐く
ああ
そうさこんな未来でも理想なのさ
現実なんて嘘も吐けない
そう!
現実は正直者
いつも厳しい
僕をすぐ切り捨てる
ああ
こんなに大切にしていたナニカ
あんなに大切に思ってたダレカ
どうしてこうも簡単に
切り捨てるのだろう
未来はみんな幸せで
ゴミだらけの部屋で笑ってるのに