詩人:どるとる
夕暮れ間近の公園で誰かが夜空を眺めて
見上げる空のずっと向こう 想像で夢を描いてる
流れ星ひとつ ほほをかすめていく
願い事は決まった?
この世界の果てまでも行こうと君は笑った
約束をしようよ指切りげんまんだ
バスを待つように はるかな未来を 待ちわびるのさ
ずっと遠い昔の人が歌った歌を僕らも歌う
まだ 争うことなんて知らなかった頃に 体を流れてたあたたかな血潮
僕の中にも流れてる 受け継がれた血潮が 赤く燃えたぎる
この世界の果てまでも行こうと君は笑った
約束をしようよ指切りげんまんだ
バスを待つように はるかな未来を 待ちわびるのさ
この世界はやがて 跡形もなく なくなってしまう
それでも君が残した 花の種が
新しい命となって新しい時代を次の時代に繋げてく
それが最後の希望。