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[189929] 空の飛びかた

詩人:どるとる


はるか昔の人たちは空を飛ぶことを夢見たという

両腕に羽根をつけて鳥の真似をした

やがて飛行機や熱気球が発明されて
人は空に近づいた

いくら手をのばしてまも届かなかった
空がいつの間にかこんなにも容易く

手もふれそうなくらい近くにある

息を深く吸い込んで
生きてるって 感じてみよう

どんなに手をばたつかせても
空の飛びかたひとつわからない
風もつかめない僕には 空は遠い

でも だからこそ夢はどこまでも広がる

だからはるか昔の人たちは空を飛びたいと夢見たんだろう

本当に飛べてしまった人たちは 幸せなのかな。

2015/11/21 (Sat)
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