詩人:久穏
暗い闇の中
そっと漂う
意識は暗闇の中
そのまま飲み込まれてしまいそう。
暗い 暗い
何も見えない
この先に何があるのだろう
手を伸ばしても 決して
誰かに 届くこともない
どんなに手を伸ばしても
決して 誰かが握ってくれることはない
暗い 暗い
闇の中
たった一人
迷い込んだ 暗闇
何処にも逃げ道はない
こんなにも 一人だと
寂しいものなんだと 思ったのは
初めてで
君の存在は やっぱり 大きくて
君が居ないだけで
こんなにも 孤独で
こんなにも 世界が真っ暗になってしまう
君という存在を失って
初めて気づく
こんなに 君という存在が大きかったのかと
迷い込んだ 暗闇の中
光を求める