詩人:望月 ゆき
僕たちは そんなにも 長い間夢を見続けた夢は見続けていたら叶う、と信じていたのはいつの頃までだったか今はただ明日に追いつくことだけに必死で昇る太陽を見逃さないようにやっきになる毎日第三者はいつも 口やかましくてそんなんだから僕たちはまとも、ってやつが イヤになるんだgo to irony僕たちは 走りつづける恐れながら不安を抱きながらこの高層ビルの谷間をぬけて憂鬱の その場所へ