ホーム > 詩人の部屋 > IKUMIの部屋 > 我が子の命日。 > 投票

IKUMIの部屋  〜 「我が子の命日。」への投 票 〜

  • IKUMIさんの「我が子の命日。」に投票します。
  • 不正防止のため投票は「詩人の部屋」の登録者のみに制限させて頂いています。
  • ユーザーIDとパスワードを入力して「投票する」をクリックしてください。

[185711] 我が子の命日。

詩人:IKUMI


昨日、君の命が亡くなった…



麻酔から目が覚めた時、
涙が出た。



頭がガンガン痛くて、
歩こうとしてもフラフラで、
意識も朦朧としてた。



でも、お腹を触った時、
もう君は居なかった。



あんなに膨らんでたお腹は
いつの間にかぺったんこに
なってた。



君が居なかった。
小さな命が亡くなってた。



どうしても、一目君を見たくて、
どうしても、君に会いたくて、
看護婦さんや先生に
無理言って会わせて貰った。



君はまだまだ小さくて、
真っ赤で…



触ろうとしたら…
先生に首を横に振られた。



そこから寝れなくて、
涙も出なくて、
ぼーっとしてた。



産めなくてごめん。
こんなママでごめんなさい。



彼氏に甘えたくても
それさえ出来ない。



バイトで連勤続きな彼氏。
疲れてるのは分かってる。



でも、支えて欲しい。



そう思うのは間違いですか…?



他の男の人じゃなくて
君じゃなきゃって思うのは
私の間違いかなぁっ…



ねぇ…
赤ちゃん居なくなって…
うち独りじゃないよね…?



こんな弱いママでごめんね。

2014/07/26 (Sat)
ユーザーID パスワード
一言コメント  


- 詩人の部屋 -