詩人:IKUMI
最近小さな命がなくなった。
別れた彼にそれを今日やっと
伝えられた。
もしかしたら、彼の子供かもしれないから。
このまま何もなかったかのように
出来なかったから。
彼は…残酷な位優しい言葉を
言ってくれた。
迷惑なんかじゃない…
どっちの子供だろうと、お前の子供でも
あるんやから…
俺は産んで欲しかったよ。
私の欲しかった言葉を
あなたがくれた…
でも…
ショックやったよ堕したのは。
正直に言ってくれた…
私は謝ることしか出来なかった。
もう何もかも遅いから…
ごめんね…
君にちゃんとパパがいたのに、
こんな結果になっちゃって…
本当、ごめんね…
私は母親失格だね。
なのに、あなたは私に
手を差し伸べてくれる。
今度、会ってちゃんと話そう?
あなたも手術を控えてるのに
話しちゃってごめんね。
でも…
凄く凄く嬉しかった…
自分勝手で本当ごめんなさい。