詩人:どるとる
遠い昔は誰もが 鳥だった
自由の翼で 空を飛んだよ
夢見ることなら 誰にも負けなかった
知らない世界に 心を旅させた
本の向こうへ 魔法の扉よ ひらけごま
イメージが 羽根のかわりになる
悲しみさえも 彼方に飛んでゆく
ライトの羽根は 自由に翼があることを僕に教えてくれた
夢の中では 誰もがヒーローだった
欲しいものはなんだって手に入ったよ
叶えてしまった夢は夢ではなくて
きっと追いかけるから夢は意味がある
夢の架け橋 渡って虹の向こうへ小旅行
あらすじは この指先が道を広げてゆく
晴れ渡る空に雲の翼 白く 羽ばたいて
見えないもののありかを 言葉を使わずに教えてくれた
国境や海やトンネルなんかで
区切られた世界は 視野を狭くする
だから そんなつまらない ありもしない物差しは 折っちゃうの
イメージが 羽根のかわりになる
悲しみさえも 彼方に飛んでゆく
ライトの羽根は 自由に翼があることを僕に教えてくれた
教えてくれるよ今も僕の心に
見えない翼をくれる
その羽根で どこまでも行くよ行ける。