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詩人:どるとる
向かい風が吹いて でっかい太陽がすぐ目の前に迫る
コンパスなど必要ないさ
楽しむためなら命がけだ
ロマンは危険な薔薇の香り
大冒険には いつも災難と 隣り合わせ
メリーゴーランドのように 回るよ この世界は
なぜ僕たちは それほどまでに探し続けるんだろう
この世界のどこかにあるきらめくような宝物
この手でつかむまでは終わらないストーリー
さあ 夜明けとともに船出の準備だ 白い帆を揚げろ 面舵いっぱい
しぶきを上げて 船は進む 波を かき分け次の島へ
泣いている暇があるなら
僕はダンゼン笑っていたいね
夢を見たよ こんなにちっちゃな頃に
心に地図を広げ イメージしていた
この世界の果てまでも青く広がる 海原
いつからか 同じ夢を追いかけていたよ
手を取りあい 同じ旗の下で 誓いあった
あの夢は 追いかければ追いかけるほど 遠ざかる
またひとつ 大切な思い出の足跡がこの胸に刻まれる いつまでも消えない傷痕だ
離ればなれの 僕たちは やがて
ひとつの 夢を叶えるために
小さな 一歩を踏み出した
あの頃からどれくらい 大きくなれたかな
どれくらい 変わっただろう
少しは マシに なれたかなあ
照れくさそうに笑う
メリーゴーランドのように 回るよ この世界は
なぜ僕たちは それほどまでに探し続けるんだろう
この世界のどこかにあるきらめくような宝物
この手でつかむまでは終わらないストーリー
さあ 夜明けとともに船出の準備だ 白い帆を揚げろ 面舵いっぱい。