詩人:甘味亭 真朱麻呂
人生を甘く見て
軽くスキップしてたら
落ちてた小石につまずいて
転んじまった
泣きながら帰った夕方
運悪く水たまりに転んじゃって
母親にものすごくどやされたっけ
そう人生は甘くはなくて
良いことばかりじゃないけれど
だけど僕らはそれでも何かに向かって歩くんだ
転んでも転んでも立ち上がって
涙を拭いていつの間にか大人になって
我慢強さや知識を身につけて
あのころよりはマシなったドジな自分
今でも少しドシさが残ってる
だけどそれも良いんじゃない
自分って感じがして良いんじゃない
だからスキップしようよ
たまには羽目を外そうよ
そしてスキップしようよ
子供の頃を忘れないように
わざと転んでみたりして
大人になったなって素直に思う
それだけで大人な僕がいる。