詩人:百年草
僕は色のない草。赤でもないし、白でもない。まして緑でもない。蕾がないから花は咲かないし、花がないから実もならない。それでも何故かここにいる。根をはって、生きている。そうさ僕は生きている。そうだ僕は生きてゆく。