詩人:Riu
何時もと換らぬ朝。
樸は何時もの様に眠い眼を擦りながら、隣で寝て要る君を起す。
是も何時もと換らぬ風景其して君は起きて仕事へ出掛ける準備をする。
樸も家へ帰る支度をする何時もと換らない日常。…ケド、夜が来て何時もと換らず君は樸が居る家に電話を掛ける。
1分…2分…3分。樸が居る筈の家の電話が鳴り続ける…。
絶対に誰かが出る筈なのに…。
無常にも時間ダケが過ぎて逝く。
・・・・・・・・。
「樸ハ今、何処ニ居ルノダロウカ?」
電話は聞えて要る筈なのに…。
「樸ハ…」…「君ハ今、何処ニ…?」