詩人:♪羽音♪
まるで上質なフランスの恋愛映画を見ているようだった
楽しくてワクワクしてほろ苦くて切なくて
子供っぽい純真なアナタも凍ったままのアナタも全てひっくるめて魅力的だった…
たくさん魅せられては圧倒されて
戸惑いアタフタして
私はまだまだ子供すぎたね
嫉妬して拗ねて不安になって あなたの反応に一喜一憂して…
強がってみても
やっぱり寂しかった
いつもいつも私だけが背伸びしてるような気がして……
きっとアナタの本当のヒロインさんは別な人私なんかじゃない
楽しかったよ
素敵な夢を見せてくれて 有り難う
騙すならね、ずっと
素敵に夢見心地のまま酔うように騙されたかった
貴方の妖艶なメロディーのように 惑わされたかった
辛いこと泣きたいこと憎しみも含めて
この上なく情熱的だったね 今思い返しても 頬が弛んでときめいたり 胸がキュッと締め付けられるくらいに
最後は上質なイタリアの恋愛映画のように
ほろ苦く甘く終わろう
愛していたわ
さようなら