詩人:風端
よくわからないけども大事な話をしたゆっくりと丁寧に一つ一つの言葉に意味をつけてカタチづくる『わからないこと』そういうことを話したわからないけどでもわからないからこそ話すべきだった途切れ途切れであやふやそれでも彼は静かにうなずいてくれてそれがとても嬉しくて笑顔なのに涙が出た終わってみれば本当によくわからない会話だったけど真夏の雪のようにあたたかく溶けていった