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詩人:ストロベリーシンドローム
いいよ もう追いかけない
恋焦がれたりしない
いいよ いくらでも憎んで
許してくれなくていいから
何時からだろう
あんなに苦しかったのに
痛みという痛みが 傷が
甘さに変わったのは
不思議と穏やかになって
貴方が好きで好きで
それでも憎しみでいっぱいで
嫌な人間になってた私
それからは貴方と
顔を会わす自信もなくて
心もどかしく 堪らなかった頃
1年が経ち 2年が過ぎ
あと何回 冬を越せたら
楽になるだろう だなんて思った
「もう何事もどうでもいい」
「なるようになる」
「時の流れに逆らわず あるがままに」
そう思えるようになったとき
ふと楽になれたような気がしたよ
物分かりが良くなったんじゃない
一種の「諦め」に近いのかな...
だからもう いいよ 笑って
愚かな私を 笑っていい
大丈夫だから そんなことで
私はもう 傷ついたりしない
憎んでいい 恨んでいい
許してほしいなんて
都合のいいことは言わない
そのかわり一つだけ
一つだけ 条件があるの
幸せになってください
幸せだと 言える日々を
おくってください