詩人:レモン
精神的な複合体が、
乱反射している時代の今
自我の映す明鏡の濁りに
曇らされた現状の小宇宙(ソラ)
切り拓かれた世界の未来の向こう側から聴こえくる
花の音の笑い声のメロディにすぐに
つつまれとき放たれてもう
跳び込んだ
つながれた鉄鎖をほどき
過去に翔んだ
あらゆるしがらみがぬけ落ちて
まっしろなきよらかな澄んだ生命(わたし)のままでほら、
さがしだすみつけだす
無限大の時間のいとおしく懐かしく
淡い色彩(いろ)の思い出が…
とおくとおく永遠に
端と端が結ばれて一つになれるから
2013/02/19 (Tue)