詩人:さらら
僕はリアルでは悲観を口にはしない
だけど詩にはよく出ていたと想う
希望もよく詩ったけど
悲観のようなものも
散らばっていた
悲観自体は 悲観である
悲観となる 原因、誘因がある
津波にあった地域とあまり変わらない
状況、環境に居なくてはならなかった
また その津波と類似したものは何だったか
僕がいた環境 その原因は
戦争跡がくっきり現在にまで及んだ
被爆地の人たちと接した
戦地で親を奪われた孤児の子供
結果 後に母親とも生き別れ
遺伝子検査では
DNAが誤った形で形成され 現代では完治しない難しい病
戦争と心理的な暴力がくっくり明確な背景となり
結婚する年齢時 亡くなった女性
子を生めない病を子供の頃から発症したまま大人に
それは個人情報となるため記せないだけで
はっきり明確な原因がある
ひき逃げした遠い過去の者たち
ひかれ生きる身体に障害追わされた 子供たち
この事を
悲観していたのだ
記す前は明確とならず
記した後 明確となった
悲観などしていられない
今も 同じ事を 繰り返したくてたまらない者たちが
自らの欲望を満たすために
それを実行しようとしている
被害にあった者たちは
隠蔽される
隠蔽は簡単だ
ミスした者は ミスが発覚してしまえば出世不可だと
ミスした相手を隠す
事実を隠蔽するために
あらゆる不当な虚偽工作情報で紛らし隠す
それが 現在 見えない隠れた場で起きている
悲観などしていられない
悲観が繰り返された場合
症状だと気づき 悲観の元となった
原因を追求し その原因の再犯を食い止めなくてはならない