詩人:ルージュ
初めて出逢った時から
恋に落ちていました
君の笑顔を見るだけで
僕も笑顔になるから
春風のように暖くて
柔らかな君に
僕の想いを一生懸命伝えた春
恋に不器用な僕に
何も言わず傍にいてくれるね
そんな何気ないことに
君の優しさを知りました
暑さより君に夢中になった夏
些細なことでケンカして
傷つけあったけれど
舞い落ちる枯れ葉の中
赤くなった瞳を隠しながら
僕を許してくれました
ふたり大切な存在だと
分かり合えた秋
白い息を吐きながら
待ち合わせしたクリスマス
君の凍えた小さな小さな体を
ずっと抱きしめてました
きれいな粉雪も溶ける
暖かい愛を感じた冬
君と生きていけたらいいね
これから
何百年の季節もずっと…