詩人:遥 カズナ
碧い月と潮騒の浜辺人魚の亡きがらは打ち寄せた淡い月の光りにさえ透ける程白いその肌は今しも波へと溶けそうだ暗い沖からきっと仲間がこちらを見つめてる波音も物悲しく聞こえて来る…彼女の夢は人を愛する事報いは泡と消える事碧い碧い潮騒の夜願いを叶えた月の夜