詩人:雪 螢
散りばめた心から
何かが産まれる
予感がするんだ
柔らかい涙がそっと落ちて
手のひらにすくったらハートの形になった
曲がった形のない
綺麗ななめらかな曲線で
なんだかココロが温かかくなった
明日になったら優しくなれそな
そんな予感がする
救いを求める手にも
優しく接することが出来る気がする
これが、愛なのだろうか
壊れた気持ちから
何かが出ずる
予感がするんだ
熱い涙が溢れ出て来たら
言葉になって軟らかい水の川になった
苔が生えてても
淀んだ箇所などなくって
また涙が出そうな熱いココロになった
朝陽が昇れば優しくなれそな
そんな自分がいる
救いを求めれば
誰かが手を差し出してくれる気がする
それも、愛なのだろうか