詩人:斗藻美
幻を見たよ それは自分に自信が持てずにうつむいて生きていた、小さくて、弱くて、心にキズを負っていた1人のだった。 その時ボクとダブって見えた。その幻はボクにこう言った。「生きる意味を教えて」その人はいつかのボクと同じ顔をしていた…強くなりすぎて泣けなくなったような。強くなりすぎて人に頼る事ができなくなったような。そんな顔でした。人は皆いろんな事を抱えて生きている。苦しいのはキミだけじゃないよ ボクが包んであげるから 必要だったら側に居るよ 悲しみだってボクと分かちあおう キミの笑顔が 見たいから 幻よキミよボクよ 消えないでいて