詩人:山姫
我等の見る世界はどこまでが真実なのだろう右の眼は現視の眼映る世界は哀しいニュース誰もがひそかに想う独りの現実左の眼は感覚の眼映る世界は醜い心情誰もが持つ抑圧された感情片目では誤り 両目では翻弄されるのなら真実というものは他者では理解できぬ代物なのだろうか