詩人:響
嫌気がさしたので
手首を
切る
青白く
細い
その手首に
カミソリを
静かに
とおす
ポタリ
ポタリ・・
滴って
床に堕ちる
水を
はって
更に
深く
深く
滴って
水面を
揺らす
そのまま
水に
突っ込んでおけば
ワケなく
終わりが
くるのに
デキナイ 。
苦しい
苦しい
嘆いてる
割りに
とどめを
刺せない
そんな
自分に
嫌気が射す
きりが無い
グルグル
廻って
また
振り出し
自分に
嫌気が射す
世界に
嫌気が射す
ァタシゎ
だだの
神経質で
被害妄想な
我侭女子高生 。
2006/01/07 (Sat)