詩人:wbs
深夜の空気を吸ってみた。 空を見上げて、目を閉じて。 ああ、春のにおい。 風に吹かれた桜の花びらが 月明かりの下、ひらひら舞い落ちる。 もうすぐ初夏のにおいに変わるだろう。来ていた上着を一枚脱いで、さあ いらっしゃい。