詩人:どるとる
言葉にすることもできないくらいさ
この悲しみ
この痛み
涙とともに流れる
たとえようもない気持ちだよ
流しきれずにまた何度でも心に生まれるよ
深い深い闇を
抱えた心に
今にも消えそうな光ひとつ
今それが輝いて
僕をなんとか救う
だからまだ笑えるんだ
君がいるから
涙ひとつ またひとつ
流れてはこぼれて
きりもなくまた流れて
僕を悲しみの底へいざなってゆく
でも君という光が手を伸ばして僕を這い上がらせてくれる
ああ 涙でにじむ視界に見えた世界でいちばん信頼できる人
もう雨なのか涙なのかわからないよ
ただ目の前にいるのは君だってこと
それだけはわかるんだ
涙がおしえているんだ
光り輝いて 今
僕の胸を熱くさせてるから。